今回は食べ物のお話です。「餃子を手作りするんだけど、来ない?」と誘われ、知人の漆芸家のアトリエ兼ご自宅で行われた“手作り餃子の会”にお邪魔してきました。集まったメンバーは、小さな子供からオーストラリア出身の男性まで様々。中国の北部で生まれ育った女性が先生となり、10人以上でワイワイと作業しました。
中国では、おもてなしに餃子をよく作るそうです。親戚が集まり大人数で食卓を囲むため、いつも大量に作るとか。具材もいろいろで、彼女は「キャベツとセロリをよく使う」と話していました。
餃子の皮作りは、丁度良い厚みに丸く延ばすコツがなかなか掴めず、想像以上に大変でした。モタモタしていたら「体重をかけるように上から押すと楽よ」とアドバイスされましたが、かなりの体力を要しました。
中国では焼き餃子よりも水餃子の方を好むとのこと。今回は、皮が破れてしまったものは焼き餃子に、綺麗に包めたものは水餃子でいただきました。
ニンニクをたっぷり入れた醤油タレは、夏バテ防止にぴったり。餃子は手作りの皮がモチモチとして美味しいし、大勢での食事は楽しいし、とてもリフレッシュした一日となりました。陽射しが強い暑い夏もこれで乗り切れそうです。
キッチン・インテリアと雑貨のムック「Pippuri」の取材が入り、餃子の包み方を教えてもらっている姿や食事風景の他、その家で愛用されている漆器や陶器なども撮影されていたので、ムックの発売も楽しみです。
[店長]