東京国立近代美術館で開催中の「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」へ行ってきました。7組の日本の建築家たちの作品をいろいろな角度から観て楽しむことができます。展示空間全体が作品になっていて、鑑賞者もその一部に取り込まれる感覚の作品展です。
暗幕を抜け展示室に入ると暗闇の中で係の方に、さらっとした光沢感のある布を渡されました。その布を使って約200個の赤色のレーザー光を動かし、それぞれの空間を創り出します。友人同士で布を揺らしたり、寝転がって撮影したり、遊べる作品です。
大通りからも見える美術館脇の庭に動物の形をした竹のあずま屋が出現しています。よく晴れた昼下がり、芝生の上での読書は気持ちが良さそうです。
多面体の作品の中を歩き、様々な多面体の作品に出会います。
この作品展では「建築はどこにあるの?」をテーマに、その答えがどこにあるのか、写真におさめることができます。そして、写真投稿サイトflickrの「建築はどこにあるの?」展公式ページに投稿し、鑑賞者同士の写真を楽しむことができるのです。
また、今後も作家の講演会や作品「赤縞」内で行われるダンス・パフォーマンスなどイベントが目白押しのようです。
建築はどこにあるの?
7つのインスタレーション
東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
2010年8月8日(日)まで・月曜休館
10:00〜17:00(金曜は20時まで※入館は閉館30分前まで)
http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html
[店長]