マドリードの3大美術館と言えば、プラド美術館(Museo del Prado)、ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)、ティッセン・ボルネミッサ美術館(Museo Thyssen-Bornemisza)ですが、プラドとソフィアには行ったことがあっても、ティッセンは見逃してしまって・・・とおっしゃる方も多いのではないでしょうか。
このティッセン美術館、ボルネミッサ家の個人コレクションがベースになっているのですが、英国エリザベス女王のコレクションに次ぐ世界第2位のコレクションと言われるほど所蔵品が多く、とても見ごたえがあります。十分に時間とってご覧になることをお勧めします。
展示作品の種類・年代にもかなり幅があり、地上3階の展示をすべて観終わったころにはかなり足が疲れてきますが、地下には現代美術の作品があり、こちらも見逃せません。また、常設展以外にも企画展があり、昨夏はミロでした。今夏はマティスらしいので、次の仕入れのとき、日曜日にでも足を運んでみようと思っています(日曜日はほとんどのお店がお休みなので、美術館と食事くらいしか楽しみがありません)。
さて、エレナ・カンセル(Elena Cancer)より、そのティッセン・ボルネミッサ美術館のために制作している新しいコレクションの写真が届きました。
エレナはこれまでにも有名美術館のために数々の作品を制作していますが、アシスタントのスサナさんが、今回のコレクションの一部の写真を、イメージソースつきで送ってきてくれましたので、ご紹介します。
どれも彼女ならではの独創的なデザイン。近い将来、モナドにも入荷できたらと思っていますので、そのときには、ブログでまたお知らせします。楽しみにしていてください!
[仕入れ担当]